火災保険の申請方法は?事故発生から給付までの流れを解説!

火災保険を活用したリフォーム工事
2021.09.07

本記事では「火災保険の申請方法がわからない」「火災保険の申請が難しそう」といった疑問について解説していきます。

火災保険は、家の購入時や賃貸物件を契約したときに加入していると思います。
火災保険に加入していれば、災害などにより住宅が損害を受けた場合に保険金が支払われます。
しかし、保険金の申請方法や保険金給付までの流れを知らない人も少なくありません。

火災保険の申請方法や必要書類、保険金が給付されるまでの流れをわかりやすく簡潔にまとめましたので、ぜひ最後まで読んでいただき詳細を把握しておきましょう。

火災保険の申請方法から保険金給付までの主な流れ

火災保険の申請は電話一本で終わるものではありません。
まず火災保険の申請をしてから保険金を受け取るまでの主な流れを解説していきます。

また火災や水害による損害を自分で判断することは難しいため、火災保険の補償対象である損害を受けた場合は、損害を受けた状況がわかる写真を撮影したり状況が正確に伝えられるよう日付けや時間をメモしておくことも大切です。

保険会社へ連絡

まず契約している保険会社へ連絡をしましょう。
契約者の氏名」「保険証券番号」「事故日や被害箇所」などが聞かれます。

また火災保険の申請は「契約者本人からの連絡」が必須です。
代理人での申請はできませんので注意しましょう。

保険会社へ必要書類の提出

保険会社への連絡が完了すると、保険金の申請に必要な案内や書類が届きます。
保険会社の案内に沿って必要になる書類を用意して提出しましょう。

保険会社による申請内容に相違がないかの調査

保険会社の調査員が損害状況と申請内容に相違がないかの確認を行います。
調査の結果と契約者の申請内容を元に保険金の支払い対象かどうか、保険金の支払い金額が決まります。

保険金の受け取り

保険金の支払い金額が決まったら、契約者が指定した口座に保険金が入金されます。

入金は、火災保険の申請が完了してから原則30日以内に支払われます。
ただし、警察や専門機関による特別な照会や調査が必要な場合は、支払いまでの期日が延長されるので注意が必要です。

火災保険申請に必要な書類を準備

火災保険の申請にさまざまな書類が必要です。
損害や事故の種類で、火災保険の申請に必要な書類は多少異なりますが主に「保険金請求書」「事故内容報告書」「修理見積書」「損害状況の確認ができる写真」が必要です。

火災保険申請に必要な書類一覧

具体的に必要な書類とどのような内容の書類なのか下記の表でご紹介します。

書類 内容
保険金請求書 「名前」「住所」「振込先の口座」などの基本情報を記載するための書類。
また火災・その他の自然災害・盗難など全ての損害において必要な申請書類です。
保険会社からの取り寄せが必要です。
事故内容報告書 「損害状況」「原因の特定」など事故の概略を記載するための書類。
保険金請求書と同じで、保険会社からの取り寄せが必要。
修理見積書 「修理内容」「部品や材料の数量」「費用などの内訳」が記載された書類。
修理会社やリフォーム会社に見積りの作成依頼が必要です。
損害状況の確認ができる写真 損害箇所や災害により受けた損害状況や程度がわかる写真。

この表だけ見ると、とても難しいと感じるかも知れません。
本記事を最後までお読みいただければそのような心配もなくなりますのでそのまま読み進めてみてください。

火災保険の申請書類はどこから取り寄せる?

火災保険の申請に必要な書類は、基本的に1番最初に保険会社に連絡するのと同時に取り寄せをすることが可能です。
その際、事故日や損害状況について聞かれ、数日で申請書類が届きます。
必要な書類がちゃんと揃っているか確認をしましょう。

損害箇所の修理に必要な見積りなどを作成

火災保険の申請をする際に、修理費用の見積書、災害による損害を受けたことが証明できる写真説明資料が必要です。

修理費用の見積書や説明資料の作成は、工事に関する知識のある業者でないと難しいです。
なのであなた自身や知人がそういった仕事をしていない限り、個人で用意することは極めて困難です。

損害が自然災害によるものだと証明する写真の用意に関しても、素人では判断が難しいことも多いでしょう。
また屋根などの損害で高所を撮影をする場合、不慣れな素人が撮影を行うのは危険です。

上記の理由から修理見積書の作成や損害箇所の写真撮影はプロの業者に依頼した方が良いです。

業者に修理見積もりを作成してもらうまでの流れをチェック

修理見積書の作成および損害箇所の写真撮影を業者に依頼した場合の流れを解説します。

工程 作業内容
1.業者の選定 調査を依頼する業者を決める
2.調査日の調整 損害状況の調査をしてもらう日を業者と調整する
3.業者が調査を行う 業者が「外観」「屋根」などの調査を行う
必要があれば「室内」の調査がある
調査時間は、おおよそ1時間前後
4.調査結果を受け取る 後日「損害箇所の調査報告書」「修理見積書」を受け取る


費用は業者により異なりますので事前に確認しておきましょう。

工務店やリフォーム会社は保険金を利用しての工事が前提になっていることが多いです。
また火災保険の申請サポートをしている業者は、保険金から一定の手数料を支払うことが多いため想定の保険金でなかった場合に違約金がかかる業者も少なくないです。

費用や違約金の条件など費用に関することは事前に確認しておくのが良いでしょう。

保険会社へ火災保険の申請する際にやること

保険会社への連絡が終わり必要書類が揃ったら、実際に火災保険の申請をします。

申請をするにあたってやることはないと言っても過言ではありません。
申請をする際にあなたがやることは、保険会社から取り寄せた書類と業者から受け取った書類を保険会社へ提出するだけです。

申請書が保険会社へ届くと申請内容の正確性と請求金額が適正かの判定を行います。
判定の結果次第ですが、請求金額が減額されたり保険金の支払いがない場合もあります。

保険会社の調査と保険金の入金

火災保険の申請をして書類が保険会社へ届くと、保険会社の調査員が損害状況と申請内容に相違がないかの確認を行います。(確認に来ないケースもあります)

建物などの知識があまりない方が調査員の対応や質問の回答を1人ですることは難しいです。
最悪の場合、保険申請が通らないケースや保険金が減額されるケースになる可能性が出てきます。

修理見積書を作成してくれた業者がサポートしてくれる場合があります。
調査員の対応をしてもらえるか確認しておきましょう。業者が対応してくれるかどうかは保険金認定されるための重要な要素になります。

調査結果と申請内容の評価後、保険会社から結果通知が届きます。

保険会社から提示された保険金で同意をすれば、認定された金額の保険金が後日指定の口座に入金されます。

以上の内容が火災保険の申請の流れです。

火災保険の申請を簡単にするポイント


火災保険の申請は「プロの力を借りる」ことが重要なポイントです。

工務店やリフォーム会社、火災保険の申請サポート業者などの火災保険に詳しく、適切な対応をしてくれるプロの業者は多くあります。

知識の少ない個人の方が1人で申請した場合、申請に手間や苦労が多く、保険会社の調査員対応が必要になり負担が大きいです。また調査の立ち合いでの確認で保険申請が通らなかったり減額される可能性が高くなってしまいます。

あなたの手間と減額などのリスクを回避するためにもプロの力を借りた方が申請完了までスムーズに進むことができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
本記事では「火災保険の申請方法」火災保険の申請が難しそう」といった疑問について解説していきました。

火災保険の申請は、修理の見積書などの様々な書類や現在の損害状況が確認できる写真が必要です。
それらを全て1人で用意するのは難しく、申請後の申請内容と損害状況の調査の立ち合いも必要になってきます。

それだけ聞くと自分でできるだろうかと不安になる方もいらっしゃるでしょう。
そんな時はプロの力を借りて、書類や見積書の準備から保険会社の調査員の対応をしてもらいあなたの負担をなくしましょう。

プロの力を借りるだけで自分でやることはほぼなくなります。
火災保険の申請をしたい場合は、プロに依頼することで無駄に考えたり悩む時間もなくなることを覚えておきましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。

井上 卓也

eリフォーム代表取締役の井上です。
群馬県を中心に住宅リフォームのご提案をしています。
外装リフォーム、火災保険など、暮らしに役立つ記事を日々発信しています!
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