外壁塗装で提案されるラジカル塗料って何?

外壁塗装工事
2022.11.02

こんにちは。
株式会社eリフォームの井上です。

外壁塗装について塗装業者を調べた時や実際に提案を受けた時、ラジカル塗料がおすすめと言われたことはありませんか?

ラジカル塗料とはどんな塗料なのでしょうか。
ラジカル塗料の性質やラジカル塗料を使うメリットをご紹介します。

ラジカルとは


ラジカルとは、塗膜に酸素や湿気が付いた状態などで紫外線が当たることで、塗膜中の無機顔料と接触して発生する反応が激しい物質です。

ラジカルは塗料の色の成分である顔料に含まれる酸化チタンが、紫外線を受けて劣化することで発生するものです。
ラジカルが発生すると、外壁塗装の塗膜の劣化が進行してしまいます。

外壁塗装の劣化のサインと言われるチョーキング現象も、ラジカルの影響を受けたダメージの一つです。

外壁の劣化と塗り替えについて

チョーキング現象とは外壁を手でこすると、チョークのような白い粉が付く現象です。

塗料には外壁を保護するための防汚成分や紫外線カット成分、防カビ成分などさまざまな機能を発揮する成分が含まれています。塗膜が長期にわたり紫外線にさらされることで、これらの成分が劣化し、ボロボロになって機能しなくなります。
こうした症状が出たら、塗り替えをしなくてはなりません。

塗料には種類により、10年前後の耐用年数がありますが、日当たりの良い場所の外壁などは、耐用年数より早く劣化が進むおそれもあります。
そこで、外壁塗装の劣化要因となるラジカルの発生を抑える性能を持たせた塗料が、ラジカル塗料という近年注目されている塗料です。

ラジカル塗料のメリット


ラジカル塗料は、ラジカル制御塗料とも呼ばれます。
ラジカル塗料で外壁塗装を行うことで、紫外線によるダメージを抑え、長期にわたって美観が維持しやすくなります。

耐候性に優れているのはもとより、カビや藻の発生を防ぎ、汚れも付着しにくい防汚作用も有しているのがメリットです。日当たりの良い外壁をはじめ、長く美しい外壁を保ちたい時におすすめです。
頻繁に塗り替えをする必要がなくなるので、中長期的に見てランニングコストが抑えられます。

まとめ

ラジカルとは塗料に含まれる成分が紫外線の影響を受けて、外壁塗装の劣化をもたらす物質です。
外壁塗装の劣化を抑え、長く美観を維持するためにラジカルを制御できる塗料が注目を集めています。
塗り替えの回数や手間を抑え、長く美観を維持したい時や紫外線が多く当たる日当たりの良い外壁などにおすすめです。

井上 卓也

eリフォーム代表取締役の井上です。
群馬県を中心に住宅リフォームのご提案をしています。
外装リフォーム、火災保険など、暮らしに役立つ記事を日々発信しています!
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