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こんにちは。
株式会社eリフォームの井上です。
外壁塗装の色褪せは、避けることができない問題です。
色褪せを引き起こす要因となるのは、紫外線や化学変化、施工の問題が考えられます。
今回は、色褪せが発生する具体的なメカニズムについて解説していきます。
色褪せの原因を知れば、塗料選びや業者選びに役立ちますので、是非ご参考ください。
目次
外壁塗装の耐久性は永久ではなく、必ず経年の影響で劣化してきます。
新築や塗りたて当初はピカピカの状態ですが、外的な刺激の影響で傷んでくるわけです。
中でも大きなダメージとなるのは紫外線で、塗料の原子が紫外線により離れてしまうことで起こります。
線でつながっていた原子が途中で折れてしまう感覚です。
紫外線のダメージが蓄積してくると、次第に外壁の色がくすんできます。
また、全体的にぼやけた感じになり、古ぼけて見えてしまいます。
近年は、紫外線に強い塗料が登場していますが、ダメージの影響をゼロにすることはできません。
住宅は表面積が広く、非常に紫外線を受けやすい現実もあり、色褪せが起こりやすくなっています。
太陽光があまり当たらない場所であっても、外壁が色褪せるケースはあります。
こうした事例で特に多いのはサビで、これは酸素と水の影響で酸化するという化学変化にもとづくものです。
厳密にいえば色褪せとはやや異なりますが、色が変わってしまう事実に違いはありません。
そのため、色褪せの一種とされており、サビが気になり始めたら外壁塗装をするという家庭は多いです。
サビがひどくなると、洗っても落とすことが難しく、無理に落とそうとすると外壁自体にまでダメージが及んでしまう可能性がありますので注意が必要です。
外壁の塗料は1回塗って終わりと考えている方が少なくありませんが、実は下塗り・中塗り・上塗りと3回に分けて塗られています。それにより、外観を美しく、また耐久性を高めることができるのです。
重ね塗りをする時のポイントは、前回の塗装が完全に乾いてから塗ることです。
まだ乾ききっていない状態で重ね塗りをすると、耐久性が落ちてしまいます。
施工における問題は、施工会社が正しく作業をすれば起こりませんが、中には工期を短縮して利益を出したいと考え手抜き工事をする会社も存在します。
一般的に色褪せは全面に起こるものですが、特定の部分だけに発生している場合、手抜き工事が関係している可能性が高いです。
チョーキングや割れなどの症状は、施工から3年程度では通常発生しません。
それが起こるようであれば、施工の仕方に問題があると考えられるので、依頼した会社に確認を取ってみるのが好ましいです。
外壁塗装の色褪せは紫外線による塗料原子の破壊、サビなどの化学変化、さらに手抜き工事などによって通常よりも早く起こります。
色褪せが生じている状態では、塗膜の機能が低下してきています。
耐用年数が明らかに短いと感じられる場合は、施工会社に相談するなどの対策をしましょう。