外壁汚れは放置しても大丈夫?汚れの種類で原因とリスクがわかる

外壁塗装工事
2023.01.10

こんにちは。

株式会社eリフォームの井上です。

皆さんはこんなお悩みありませんか?

「外壁が色褪せてきた、、」
「外壁の苔や黒カビが目立ってきて気になる、、」
「いつの間にか外壁にできたこの汚れはなに?」

外壁が汚れることには原因があり、見た目が悪くなるだけでなく、放置することでさまざまなリスクを誘発する可能性があります。

ここでは外壁塗装の汚れの種類と発生原因をはじめ、汚れを放置するリスクについても解説していきます。

リスクを回避するためにどうすれば良いかも、あわせて見ていきましょう。

汚れの種類や原因

外壁の汚れといっても1つだけではありません。

汚れの種類により発生原因も異なり、原因がわかれば対策を講じることや適切な時期に塗り替えをする目安にもなります。

どのような種類の汚れがあるか、確認しておきましょう。

塵(ちり)、埃(ほこり)、泥汚れ

外壁は屋外にあるため、常に土埃や塵にさらされています。

また、雨や台風などが過ぎた後は、外壁の下部に泥汚れも付着しやすいです。

どの住宅でも付着しやすい汚れの一種ですが、雨や風、台風が多い地域は特に影響を受けやすいです。

防風林がない、外壁を囲む壁がない場合には、余計に汚れやすくなります。

苔(こけ)、藻(も)、カビ

直射日光が当たりづらく湿気が多い場所では苔や藻、カビが発生しやすいです。

いずれも菌などの働きで、繁殖していく性質があるため、一度発生するとどんどん増殖していくのがネックです。

住宅でも北側など日影で湿気が溜まりやすい面の外壁や、雨が多い地域に起こりやすい現象になります。

サビ汚れ

外壁や屋根を囲む部分や雨樋やベランダなどには、金属部品が使われているケースが少なくありません。

金属が風雨にさらされてサビないよう、サビ止め塗装をしていますが、経年劣化が進んだ場合やメンテナンスをしていないとサビが発生します。

雨が降るとサビが流れ、外壁を茶色く汚すことがあります。

雨染み、雨だれ

雨樋が壊れている場合や庇(ひさし)がなく、外壁に直接雨が当たりやすいと、雨染みや雨だれが発生しやすくなります。

外壁塗膜の劣化により塗膜の撥水性(はっすいせい)が低下し、外壁に付着している埃や泥、車の排気ガスなどの汚れが雨で流されて跡や汚れとして残ってしまうことが原因です。

薄グレーや薄茶のシミが大きく付くこともあり、見た目も悪くなります。

汚れを放置することで起こるリスク

汚れの原因=塗膜の機能低下が多くの要因であることをご理解いただけたかと思います。

そのことを踏まえて汚れを放置すると、以下のようなリスクが考えられます。

埃や泥汚れ、苔やカビの放置

外壁は、塗料による防汚性や防水性などの機能によりこれら汚れの原因を防いでいます。

つまり、汚れが目立つということは、外壁を保護している塗膜の機能が低下していることが大きな要因と言えるのです。

このまま放置すると、、外壁材の表面を手でこすって白い粉が付く「チョーキング現象」に発展するおそれがあります。

チョーキングは塗膜表面の樹脂が劣化している状態のため、塗膜のもつ機能のうち特に防水性が失われていることになります。

ですので、当然放置をすれば、汚れや苔の繁殖が増えるだけでなく、外壁に雨水が浸透することで起こる外壁材の反り返りや、外壁目地のコーキングの劣化を招いてしまいます。

サビ汚れの放置

サビ汚れが見られる場合も、塗膜の防水性やサビ止めの効果が失われている証拠です。

そのまま放置すれば、鉄部に穴があいたりボロボロに崩れて、その部分から雨水が侵入すると雨漏りを引き起こすおそれがあります。

また、金属製の外壁の場合も、サビによる穴あきで外壁材をそっくりそのまま交換しなくてはいけない事態になりますので注意が必要です。

雨じみの放置

外壁を守る外壁塗装も経年劣化が起こり、紫外線や風雨によるダメージで次第に剥がれ落ちていきます。

雨じみを放置することで、塗膜が剥がれるなどし、剥がれた部分から雨水が浸入するおそれがあります。

雨漏りを引き起こすリスクが高まりますので注意しましょう。

汚れは塗装時期の目安になる?

外壁塗装は、外壁を保護する役割を保つために、塗膜の耐用年数を考慮しながら塗り替えによるメンテナンスをしていくことが必要です。

外壁塗装がどのくらい効果を発揮し続けるかは、使用した塗料の種類やグレード、お住まいの立地や環境などによっても異なります。

いつ塗り替え工事をするのがベストなのかは、専門業者に外壁診断を行ってもらったうえで判断をするのがおすすめです。

もっとも、目安がわからないと「いつ業者にみてもらった方がいいのか?」「業者の提案は適切なのか?」わかりません。

外壁塗装の耐用年数は、現在塗装されている塗料の種類や環境によっても異なりますが、概ね10年前後が目安になります。

耐用年数が経過していなくても「汚れや色褪せがひどい」「苔や藻、カビが繁殖している」などの外壁の見た目の変化がある場合には、外壁塗膜の劣化のサインであることが多いです。

特に塗膜の剥がれやひび、チョーキングが見られると雨漏りのリスクも高まるため、速やかに塗り替えが必要になります。

まとめ

外壁汚れの種類には、土埃や泥汚れ、苔や藻、カビ、サビ、雨だれなどの様々な汚れの表面化があります。

風が当たりやすい、雨や台風などが多い地域、湿気が多い環境など、気候や風土、環境も汚れやすくなる原因の一つです。

汚れが目立つ場合は、経年劣化による塗膜の防水性などの機能低下が原因である場合が多いため、放置をしているとより深刻化しやすく危険です。

汚れが目立ってきたなと感じたら、塗膜の劣化の初期症状として長く放置をすることは避け、塗り替えのタイミングがきているか専門業者に一度みてもらうようにしましょう。

井上 卓也

eリフォーム代表取締役の井上です。
群馬県を中心に住宅リフォームのご提案をしています。
外装リフォーム、火災保険など、暮らしに役立つ記事を日々発信しています!
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