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DIYに情熱を注ぐ初めての方にとって、自宅のメンテナンスは魅力的な挑戦です。
特に外壁や屋根のサビ問題は、見た目だけでなく、建物の耐久性にも大きな影響を与えます。
この記事では、サビに関する基本知識と、実際に自宅でできる補修・塗装方法を、初めての方でもとり組めるようご紹介します。
目次
外壁に発生するサビは、主に「赤サビ」と「白サビ」に分けられます。
赤サビは鉄が酸素と反応してできる一般的なサビで、外壁に赤い斑点として見られます。
白サビはアルミニウムや亜鉛などの他の金属が酸化する際に見られ、色は白っぽい灰色が特徴です。
もらいサビは、金属製品から外壁へとサビが移行する現象です。
たとえば、雨樋の金具やベランダの手すりから発生したサビが、雨水に乗って外壁に付着することで発生します。
これは金属製でない外壁にも影響を及ぼすため、定期的なチェックが必要です。
金属製外壁の場合、擦り傷やキズからサビが発生しやすくなります。
特にトタンのような材質では、サビが進行しやすいため、定期的なメンテナンスが重要です。
劣化を放置すると、サビが深刻な問題に発展する可能性があります。
サビが発生した外壁や屋根は、ただ見た目が悪いだけでなく、構造そのものの寿命を縮める原因にもなります。
ここでは、サビの補修から塗装までのステップをご紹介します。
1:高圧洗浄による清掃
まずは、高圧洗浄機を使用して外壁のサビや汚れを洗い流します。
この作業は、塗装前の下地作りにもなり、塗料の密着を良くするために重要です。
2:ケレン(研磨)作業
ケレンは、外壁のサビや古い塗膜を取り除く作業です。
サビが進行している部分は特に念入りに行い、塗装の下地を整えます。
サビが深刻な場合は、専門的な工具を使用することもあります。
3:サビ止め塗装の適用
サビ止め塗料は、サビの再発を防ぎます。
外壁材の種類やサビの状態に応じて、適切な塗料を選び、丁寧に塗布します。
この工程は、サビの進行を抑えるために極めて重要です。
4:最終塗装工程
最後に、下塗り、中塗り、上塗りという3段階の塗装を行います。
特に上塗りは、外壁の見た目を左右し、耐候性を高めるために重要な役割を果たします。
ここでは、適切な塗料を選び、均一に塗布することが求められます。
サビは外壁や屋根にとって大敵です。
赤サビと白サビの違いを理解し、もらいサビや金属製外壁の劣化にも注意が必要です。
サビの補修と塗装工程を適切に行うことで、外壁の美観を保ちながら、その耐久性を向上させることが可能です。
定期的なチェックと適切なメンテナンスが、家を長持ちさせる鍵です。