【外壁塗装の定番塗料】シリコン塗料のメリットとデメリットを解説

外壁塗装工事
2022.12.06

こんにちは。
株式会社eリフォームの井上です。

「外壁の汚れが目立つのでそろそろ外壁塗装をお願いしようかな・・・」と思いネットで調べてみたら、塗料だけでもいろいろな種類があって何を選んだら良いか迷ってしまったという方も多いようです。

ここではアクリルやウレタン、フッ素などさまざまな塗料の中から定番ともいわれるシリコン塗料を選ぶことのメリット・デメリットについて詳しく紹介していきます。

シリコン塗料のメリット

まず、シリコン塗料のメリットを詳しく見ていきましょう。

耐久性に優れる

シリコン塗料が登場するまで、外壁塗装に使われる塗料といえばアクリルやウレタンを原料としたものでした。

アクリル塗料やウレタン塗料は価格が安いものの耐久性にやや難があり、紫外線や雨風の影響により5年もすると色が落ちてしまうことや外壁が劣化してしまいます。

一方、シリコン塗料の場合は紫外線の影響を受けにくいだけでなく、耐水性にも富んでいるため、雨や湿気の影響も少なく、一度塗装すれば10年ほどは性能を維持することができます。

仕上がりがきれい

シリコン塗料の原料はケイ素からなる有機化合物です。

このケイ素は光の反射率が非常に大きいため、ほかの塗料と比べると光沢のあるツヤツヤとした仕上がりになります。

高級感のある仕上がりを求めているならシリコン塗料がおすすめです。

汚れが付きにくい

透湿性に優れているのもシリコン塗料の特徴の一つです。

透湿性とは内部の水分を外に逃がす性質のことで、湿気の多い日本では塗料の内部に湿気が溜まってしまうとカビが発生して所々に黒いシミが出てしまうことがあります。

しかし、透湿性の高いシリコン塗料を使うことで湿気を逃がすことができれば、カビが発生しにくくなりますし、外壁の劣化も防ぐことができます。

種類が多く好みの商品を選ぶことができる

シリコン塗料はコストパフォーマンスが良いこともあり、さまざまなメーカーから数多くの製品が販売されています。

カラーのバリエーションも非常に豊富で、自分の好みに合うカラーが必ず見つかるでしょう。

また、メーカーによって独自の性能を持たせた商品も見られます。

特殊なコーティング剤を使用することで雨やホコリが付きにくくなっているもの、シックハウス症候群を気にされる方のためのシンナー臭のない商品などもあります。

シリコン塗料のデメリット

次に、シリコン塗料のデメリットを見ていきましょう。

アクリル塗料やウレタン塗料に比べて価格が高め

シリコン塗料はアクリルやウレタンの塗料と比べると価格が高い傾向にあり、下塗り材を用いる必要もあるため、単位面積あたりの価格は1.5~2倍程度というのが相場です。

ただし、耐用年数も長いので、トータルで見ると特に高いというわけではありません。

ひび割れしやすい

シリコン塗料は、塗り替え後10年程度で塗膜が硬化してしまい追従性が弱くなってしまいます。

そのため、地震などの強い力がかかった時に耐えきれずにひび割れができてしまうことがあります。

重ね塗りが難しい

シリコン塗料は撥水性に優れている分、密着性が低いため、一度シリコン塗料を塗った壁に重ね塗りをする場合に密着せずに剥がれやすくなってしまうことがあります。

フィラーやプライマーといった、適した下塗り材を塗布して上塗り材との密着性を高める工夫が必要になります。

まとめ

シリコン塗料は価格と性能のバランスに優れた塗料で、一般住宅の塗り替えでは最も多く選ばれている標準塗料です。

機能性を追加した商品の種類も多く、目的に合った塗料を見つけやすいというのも魅力です。

数年後失敗しないためにも、ここで紹介したシリコン塗料の特徴やメリット・デメリットを十分に理解したうえで業者に依頼するようにしましょう。

井上 卓也

eリフォーム代表取締役の井上です。
群馬県を中心に住宅リフォームのご提案をしています。
外装リフォーム、火災保険など、暮らしに役立つ記事を日々発信しています!
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