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築年数が経つと、家の外壁にコケが生えてくることがあります。
コケは見た目に悪影響を与えるだけでなく、外壁の劣化を促進させる原因にもなりかねません。
「自分で掃除できるのか」「業者に頼むべきか」悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、外壁のコケに関する悩みを解決するため、コケが発生する原因から、自分で掃除する方法を解説していきます。
目次
外壁にコケが生えてしまう原因は、主に以下の4つが挙げられます。
1:水場との距離
湖や川など、水場が近い場所に建っている家は、湿気が高くなりやすく、コケが発生しやすい環境と言えます。
特に、雨水が流れ込みやすい場所や、排水溝の詰まりなどによって水が溜まりやすい箇所は、コケが発生しやすいので注意が必要です。
2:日当たりや風通し
日当たりが悪く、風通しの悪い場所も、コケが発生しやすい環境です。
日差しが当たらないと、外壁が湿気を帯びやすく、風通しが悪いと湿気がこもりやすいため、コケの繁殖に適した環境になってしまいます。
3:周辺の環境
木々が生い茂っている場所や、土壌が湿っている場所も、コケの胞子が飛来しやすく、発生しやすい環境です。
特に、家の周りに植栽がある場合は、定期的な剪定を行い、風通しを良くすることが重要です。
4:外壁の劣化
外壁の塗膜が剥がれたり、ひび割れなどが発生したりすると、コケが侵入しやすくなります。
外壁の劣化は、雨水の浸入や紫外線による影響などが原因で起こります。
定期的なメンテナンスを行い、外壁の状態を良好に保つことが大切です。
外壁に生えたコケは、状況によっては自分で掃除することも可能です。
ただし、高所作業や強い薬品を使用する場合は、安全に十分注意してください。
ここでは、安全に効率的に掃除できるよう、具体的な方法と注意点をご紹介します。
外壁のコケを掃除する際は、以下のものがあると便利です。
・スポンジ(やわらかいもの)
・外壁用洗剤(中性洗剤がおすすめ)
・ホース
・バケツ
・ゴム手袋
・マスク
・ゴーグル
・長靴
・脚立(必要な場合)
外壁のコケを掃除する手順は以下の通りです。
1.事前に、外壁の状態を確認しましょう。
ひび割れや剥がれなどがある場合は、自分で掃除するのは危険なので、業者に依頼することをおすすめします。
2.外壁全体に水をかけ、泥や埃などを洗い流しましょう。
3.外壁用洗剤をスポンジにつけ、コケを優しくこすり洗いします。
4.洗剤が残らないよう、水で洗い流しましょう。
5.乾燥させたら、掃除完了です。
自分で掃除する際は、以下の点に注意してください。
・高所作業は危険なので、脚立を使用する際は、必ず安全に配慮しましょう。
・洗剤は、外壁材の種類に適したものを選びましょう。
・洗剤を使用する際は、目や皮膚に触れないよう注意し、ゴム手袋、マスク、ゴーグルなどを着用しましょう。
・コケが落ちにくい場合は、無理にこすり洗いせず、業者に依頼することをおすすめします。
外壁のコケは、放置すると見た目に悪影響を与えるだけでなく、外壁の劣化を促進させる原因にもなります。
自分で掃除する場合は、安全に十分注意し、適切な洗剤を使用することが大切です。
定期的なメンテナンスを行うことで、コケの発生を抑制し、美しい外観を長く保つことができます。
あなたのマイホームをコケから守り、快適な生活を送るためにも、適切な対策を講じましょう。