一度雨漏りした家の3つの原因と解決策!放置すると危険な理由も解説

屋根工事
2024.08.04

一度でも雨漏りをしてしまった家は不安ですよね。
原因が分からず、放置するとどうなるのか心配な方も多いのではないでしょうか。
今回は、一度雨漏りした家の原因と、放置した場合のリスクについて詳しく解説していきます。

□一度雨漏りした家の原因は?

一度でも雨漏りをしてしまった家は、様々な原因が考えられます。
主な原因を3つに分けて解説していきます。

*シーリングの劣化

シーリングは、外壁や窓枠の隙間を埋めるための素材です。
時間の経過とともに紫外線や雨風にさらされることで、劣化し、ひび割れや亀裂が発生します。
シーリングの劣化は、雨漏りの原因となるだけでなく、外壁の美観を損なうこともあります。

*外壁のひび割れや経年劣化

外壁は、雨風から家を守る重要な役割を担っています。
しかし、経年劣化や地震などの影響でひび割れが発生することがあります。
ひび割れから雨水が侵入すると、雨漏りにつながります。

*屋根の劣化

屋根は、雨水を家の中に侵入させないための最前線です。

しかし、屋根材の劣化や破損により、雨水が侵入しやすくなってしまいます。
屋根の劣化は、雨漏りだけでなく、家の構造自体を傷める可能性もあります。

□放置するとどうなる?一度雨漏りした家の問題点

一度雨漏りした家を放置すると、様々な問題が発生する可能性があります。
放置することで、住居環境の悪化や経済的な損失につながる可能性があるため、適切な対策が必要です。

1:構造的な問題や欠陥

雨漏りは、家の構造的な問題や欠陥が原因となっている可能性があります。
例えば、屋根の傾斜が不適切であったり、防水層が劣化していたりすることが考えられます。
これらの問題は、放置すると建物の強度を低下させ、倒壊などの危険性も高まります。

2:雨漏りの再発リスク

一度雨漏りした家は、再発リスクが高いと言えます。
雨漏りの原因となる箇所は、他の部分よりも脆弱になっているため、再び雨漏りが発生する可能性が高いのです。
再発を防ぐためには、原因を特定し、適切な修理を行う必要があります。

3:カビや結露の発生

雨漏りによって家の中に湿気がこもると、カビや結露が発生しやすくなります。
カビは、健康に悪影響を与えるだけでなく、家全体の腐敗を進める原因にもなります。
結露は、壁や窓に水滴が付着し、冷え込みやカビの発生につながります。

4:不動産価値の低下

雨漏りのある家は、不動産価値が低下する可能性があります。
雨漏りは、家の構造や居住環境に悪影響を与えるため、買い手や賃借人にとっては大きな不安要素となります。

5:シロアリの発生

雨漏りによって、家の中に湿気がこもると、シロアリが発生しやすくなります。
シロアリは、木材を餌とするため、家の構造材を食い荒らしてしまうことがあります。
シロアリ被害は、放置すると家の構造強度を低下させ、倒壊などの危険性も高まります。

□まとめ

一度雨漏りした家は、放置すると様々な問題が発生する可能性があります。
構造的な問題、雨漏りの再発リスク、カビや結露の発生、不動産価値の低下、シロアリの発生など、深刻な事態に発展する可能性も考えられます。
雨漏りが発生したら、原因を特定し、適切な修理を行うことが重要です。
早めの対応で、安心して住み続けられる家を守りましょう。

井上 卓也

eリフォーム代表取締役の井上です。
群馬県を中心に住宅リフォームのご提案をしています。
外装リフォーム、火災保険など、暮らしに役立つ記事を日々発信しています!
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