雨樋からの雨漏りの原因とリスク

雨どい工事
2024.09.27

雨樋は、外壁や建物の基礎を守るための重要な役割を担っています。
一方で、雨漏りの原因となる場所でもあります。
この記事では、雨樋からの雨漏りの原因、雨漏りが発生してからのリスクについて解説します。

□雨樋からの雨漏りの原因とは?

建物の基礎部分を守る役割を果たす雨樋が、雨漏りの原因となるのにはいくつかの原因があります。

1:雨樋の詰まり

雨樋は、屋根から流れ落ちる雨水を排水する重要な役割を担っています。
しかし、落ち葉やゴミなどが溜まって詰まってしまうと、雨水がスムーズに流れなくなり、オーバーフローを起こしてしまいます。
オーバーフローした雨水は、外壁や基礎、地面に流れ込み、雨漏りの原因となるだけでなく、建物の劣化を早めることにも繋がります。

2:雨樋の破損

雨樋は、紫外線や風雨によって劣化し、ひび割れや破損が起こることがあります。
また、台風などの強風によって、雨樋が外れてしまうこともあります。
破損した雨樋は、雨水が漏れてしまい、雨漏りの原因となるだけでなく、近所トラブルに発展する可能性もあります。

3:雨樋の勾配不良

雨樋には、雨水がスムーズに流れるように適切な勾配がつけられています。
しかし、経年劣化やゴミの堆積によって、勾配が崩れてしまうことがあります。
勾配が崩れると、雨水が滞留し、オーバーフローを起こしてしまいます。

4:雨樋の設置場所

雨樋の設置場所も、雨漏りの原因となる可能性があります。
例えば、雨樋が軒先に設置されている場合、軒先が腐って雨水が浸入しやすくなります。
また、雨樋が外壁近くに設置されている場合、外壁に雨水が当たり、外壁が劣化しやすくなります。

□雨樋の不具合で起こるコト

雨樋の不具合は、雨漏りだけでなく、さまざまな悪影響を及ぼします。

1:ご近所トラブル

雨樋から水が溢れると、近隣の家や庭に水が掛かってしまい、トラブルになる可能性があります。
特に、隣家との距離が近い場合は、注意が必要です。

2:カビ・コケの発生

雨樋にゴミや落ち葉が溜まると、カビやコケが発生しやすくなります。
カビやコケは、健康被害を引き起こす可能性もあるため、定期的な清掃が必要です。

3:建物の劣化

雨樋から水が漏れると、外壁や基礎が腐食し、建物の劣化を早めることになります。
また、雨水が浸入することで、シロアリが発生する可能性もあります。

□まとめ

雨樋は、家の大切な屋根を守るための重要な役割を担っています。
雨樋の不具合は雨漏り以外にも、近所トラブル、建物の劣化など、さまざまな問題を引き起こす可能性があります。
そのため、定期的なメンテナンスを行い、雨樋の状態を良好に保つことが大切です。

当社では外壁・屋根工事だけでなく、雨樋工事も承っております。
雨樋が破損してしまっている方は、ぜひ一度当社にご相談ください。

井上 卓也

eリフォーム代表取締役の井上です。
群馬県を中心に住宅リフォームのご提案をしています。
外装リフォーム、火災保険など、暮らしに役立つ記事を日々発信しています!
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